2年前の2020年にコロナの影響で東京での開催が中止になってしまっていた木梨憲武展に行ってきました。
木梨憲武さんといえば、お笑いで有名な「とんねるず」ですが、歌手や俳優、そして個性的なアーティストの面も持ち合わせています。そんな木梨憲武さんの個展ですが、実は2018年から全国美術館を巡回し、上野の森美術館でフィナーレを迎えました。全国20カ所で開き、総来場者数122万人を動員しました。
2019年に静岡で開催された個展にも両親と行ったことがあり、今回で2回目の観覧となりました。東京での展示で最後という事もあり、改めて間近で作品を観たいという想いより個展に向かいました。静岡で展示を観た際も、インパクトや、アイデア、作品の数に圧倒されましたが、その時から3年経っていることもあり、新鮮な目で見る事ができました。新たに追加されている作品も見ることができ、とても充実した時間を過ごす事ができました。木梨さんの作品を見ながら少し自分のコロナ流行中の時を思い返しているような気持ちにもなりました。
静岡の個展ではなかったARを追加した作品や、来場者参加型の仮想空間の展示物、会場の至る所に隠れた木梨さんの手書きコメントなどもあり、今の流行りも取り入れつつ、全く同じでなく変化のある個展をしているのだなと感じました。展示していく毎に、進化していくというのも何か今の時代に合った形のように思えます。次に開催される新たな個展は、どんなものになるのかとても楽しみです。
]]>1990年代前半だっただろうか、サントリーピュアモルトウイスキー山崎のキャッチフレーズ「なにも足さない、なにも引かない。」が当時から好きだった。なぜ好きだったのか、今考えると、ありのままでシンプルなものほど、美しく素敵だと思っていたからかもしれない。
自然農栽培で野菜を育てだして早14年ほどになる。最初のころは、試行錯誤もあって結構余計なことを畑に施してしまったと思う。ある程度経験(失敗)も積んで、土壌(土壌生物)と植物の関係性をきちんと学んだ頃から、自然のしくみのお邪魔にならないような野菜栽培が一番シンプルでいいのかなと考えるようになった。
その頃ふと頭に浮かんだのが「なにも足さない、なにも引かない。」だ。当時の広告を見返してみると、ボディコピーに「(前略)なにも足さない、なにも引かない。ありのまま、そのまま。この単純の複雑なこと。」とあった。
『この単純の複雑なこと』は自然な状態の畑そのものだと思った。その土地に生えた草が土を耕し、必要以上の草は野菜のマルチとしてその土地に返す。もちろん野菜の残渣も。そして最終的に土に還ることで土を豊かにしてもらう。もちろん、野菜たちが残してくれた種も翌年畑に戻す。そんな、なにも足さない、なにも引かないことの繰り返しが健康的な美しい畑を生み出すんだと実感している。
]]>なので当然、メルセデスは毎戦アップデートしながらより速くなるように改良してるのですが、それとは別のルートで安全性の観点を持ち出してルールを自分らに有利になるよう運営にルール変更を要求しています。
この辺の政治的なロビー活動とか、勝つためにはあらゆる手段を尽くす行動は、日本では狡いし、恥知らずだし、潔く無い感じでとっても嫌われるのですが、個人的にはこういう考え方は結構好きです。そんな手で来るのか、面白いなぁと思います。ルールはルール、守るものと思考停止するのではなくて、ルールも必要に応じてつくる・設定する・変えられるものとしてなんとかしようと試みる行動はやってみる価値はあると思いました。
自分としても当たり前も疑って、もっと他に手はないかとか聖域を作らず視野を広く、視座を高く気を付けて行きたいと思います。
ちなみにメルセデスは好きではないので今年はとっても面白いです。
]]>つい一週間ほど前、今まで苦楽を共にしてきたもの達とサヨナラをしてきました。
そう、親知らずです。
下顎の親知らずは2本とも完全に歯茎に埋まったまま横向きに生えていたので、行きつけの歯医者さんからは抜くのは大変だろうと言われていました。
なので、そのまま一生添い遂げるつもりでしたが、ここ最近、暑かったり体が疲れたりすると親知らずの辺りが痛み出すことが増え、ここが潮時かと泣く泣くお別れを決めたのでした。
口腔外科のある病院へ紹介状を持っていき、左右別々に抜きたいけど局所麻酔だけでは怖いので、半分眠ったような状態になる麻酔での処置(1泊の入院が必要になるが)をお願いしたところ、
「だったら2本まとめてやっちゃいません? 痛いのは1回で済んだ方が良くないですか?」と先生から言われました。
えええ、無茶をおっしゃる......と戦慄しましたが、きっと病院側の都合もあるのだろうし、確かに先生の言うとおり、痛いのも処置も入院も1回で済むし、何より今のご時世的にその方が楽かな?と考え直し、意を決して両側同時にやってもらうことに。
あと、別の箇所にも気になるところが見つかったので、ついでに(ついでに?)一緒に処置してもらいました。
翌日から、人の顔ってこんなに変わるんだ~と思うくらいにパンッパンに頬が腫れました。
あと痛い。ずっと痛い。どんどん痛い。まだ痛い。
痛んでいるのが親知らずの箇所なのか、別の箇所なのか分からないけれど、これはまとめて処置したことが功を奏したのか......?
いや、そんなのどっちでもいいです。痛いことに変わりはないのだから。
愚痴ばっかりですみません。
辛いとは聞いていたので覚悟はしていましたが、まさかここまでとは。
(※あくまで個人の感想です。これからの人はそんなに怖がらないで)
そんな状態だったため退院後の一週間、在宅勤務できたことが本当に救いでした。
おかげで心身ともに余裕ができました。
また、いろいろとお気遣いいただいた皆様、ありがとうございました。
たかが親知らずごときで......と申し訳なく思いつつも、温かい気持ちがとても嬉しく、とても励まされました。
家族や友人からも大量に栄養補助食品を貰うなどしてかなり助けてもらい、周りの人たちの支えが心に沁みました......。
今までなんとなくやり過ごせていたことも、だんだんと気にかかるようになってきたこの頃。
これを機に、少しずつカラダメンテナンスしていこうかなと思います。
とりあえず今は、少しでも早く回復するために栄養補給と睡眠時間の確保に勤しんでおります!
]]>子供達が小さかった頃、どうしても!!とお願いされて我が家にやって来たインコのつがい。
気が強く好奇心が旺盛なチェリー(メス)、怖がりでメスの後をずっとついて回るモモたん(オス)、我が家にやって来た時はまだ小さく、子供たちの指に乗ったり床をチョコチョコと歩くくらいでしたが、次第に飛ぶのも上手になり部屋中を元気に飛び回るようになりました。
ある時、私が玄関を開けたのを見逃さず、大空へと羽ばたいてしまったモモたん。家の周りを飛び回っていましたが、元々ビビりな性格のため、次第に不安となり無事に家に戻って来たという脱走事件も。
そんな鳥たちとの暮らしのなか、4年ほど前にチェリーが病気で亡くなり、それからはモモたんもゲージから出てくる事も少なくなり、さらに最近は高齢と病気のためゲージから出てもすぐに戻ってしまいます。
そんな状況を気に掛けて、進学で家を離れた子供達も毎日のように電話を掛けてきて、様子を聞いたり、時にはFace Timeでモモたんに話し掛けたりも。
先日、いつものように朝カーテンを開け、餌や水の交換をしようとした所、ゲージから出て来た後は戻ろうとせず、心配した妻の肩に夕方までずっと止まり続け、最後は手のひらの中で13年の思い出を乗せて旅立って行きました。
その日の夜は、妻を始め子供達もずっと涙声で話しているのを見て、小さな頃、そして遠くで暮らして居ても、いつもモモたん、チェリーの話をする姿を思い出し、家族をつなぐ幸せの鳥達だったのかと思いました。
]]>先日、県の端っこ近くまで行く機会がありました。
途中まで高速を使ってもトータル2時間かかる距離です。長野県は東西方向の交通アクセスが弱いのです。
その日は朝から雨模様で、目的地に着いた時も空は薄暗く。
ですが、用事が済んだ帰路の途中で、だんだんと雲が切れてきました。
ひと仕事終えて気持ちが軽くなったこともあって、ちょっと寄り道を。
標高1,300mの空気を思いっきり深呼吸。草と木と土の匂い。
青い空と山。日の光、さわやかな風、そして名前わからないけど鳥や虫の声。
一瞬にして五感が目を覚ました気がします。
雨上がりの高原の気持ちよさは格別ですね。
さらにそこから山を下る道は、新緑に包まれながらの超絶快適なドライブルート。
ふと気付いて、カーオーディオを消し、窓を半分くらい開けて走ってみたら
ざわざわ鳴る葉の音やヒグラシの声、木漏れ日が心地よく降り注いで、ハンドルを握りながら何とも言えない満たされた気分になりました。
ほんの少しでもこういう時間を持つって大事ですね。
]]>私は横浜DeNAベイスターズのファンなのですが、コロナ禍ということもあって本拠地・横浜スタジアムに足を運ぶのもなかなか叶いません。
有料配信系サービスで試合をみたりするのですが、実際の球場で見る試合と配信された試合の映像、どちらもリアルタイムですし試合結果は同じはずが体験としては180度異なるとも感じています。
球場に足を運ぶと、匂いや温度、球場に轟く音など五感を刺激するような、そこでしかできない様々な(設計された)体験が「また行きたい」に繋がるのかなと思います。
一方で映像による試合はそれらが省かれ、より効率的にスマホさえあればどこでも「試合を観る」ことができます。
もちろん、便利なサービスで良いと思うのですが、日常に組み込まれることで「普通」になるのかもしれません。
そう考えると、私は「野球の試合を見ること」が好きなのではなく、「たまに行く球場で贔屓のチームを応援する」ことが好きなのかなと思うわけで、
また世間が落ち着いたら足を運びたいなと思いました。
昨年から長野県中野市出身の牧秀悟選手が横浜DeNAベイスターズに加入し新人とは思えない大車輪の活躍をされているのですが、
いつか98年のようにベイスターズが優勝すればいいなと願うばかりです。
今回のブログも過去と同じ、子どもの少年野球についてになります。
やはり今年も新型コロナウイルスの影響はありますが、
以前と比べるとずいぶんと野球もやりやすい環境になりました。
コロナ前とまではいきませんが、練習も試合も感染対策には気をつけつつ、行えています。
5月も半ばを過ぎ、これから大会が始まります。
我が家の次女が6年生となり小学校の最終学年です。必然的に少年野球も最終年。
まだシーズンも始まったばかりですが、子ども達自身が楽しんで野球に取り組めるよう、
お手伝いの日々が続きます。
私自身は今年からコーチも務めることとなり、今までと少し違うシーズンを迎えています。
まずは公式戦今季1勝目を目指し、毎週末子ども達と一緒に汗を流しています。
今年はきちんと御開帳の意味を勉強し、連休中に善光寺に行ってきました。
並ぶこと1時間半...
やっと回向柱に触れることができました(長野市に住んでいながら一番混むだろう時期に行く私は...)
回向柱の上の方に書いてある文字は、古代インドで使われていた梵字で、宇宙の成立を表現する「空・風・火・水・地」を意味しているそうです。
その後は本堂を参拝し、いつもなら1/7~1/15のみ行われている「御印文頂戴」をいただき、普段あまり入ることのない忠霊殿や大勧進も拝見してきました。
長野県出身のアーティスト、越ちひろ展・小松美羽展も開催されており素敵な作品を観ることができました。
機会があれば行かれてみてはいかがですか。
]]>少しのお花を小さなガラス瓶とかに飾って楽しんでいます。
リモートワークも2年になりますが、小さな花があるだけで
何となく気持ちよく過ごせるような気がします。
毎日お水を替えて、切り口を新しくしてあげると
結構長く咲いてくれたりして可愛いなあと思います。
昔、会社にクラブ活動みたいなものがあって生け花を習っていた事も。
そんな時代もあったんですよ〜。
昨年家庭の事情で病院に行くことが多く、看護師さんから輸血用の血液の重要性について聞く機会がありました。このことがきっかけで献血に興味がわきネットで調べて長野市の献血ルームに行きました。問診票を記入しコンピューター端末で多数の質問に答えた結果、問題がなかったので担当医師に呼ばれ血圧と脈拍数をはかります。注意しなければいけないのが脈拍数で100を超えると献血できないのです。医師との面談で、初めてのこともあり緊張して脈拍数が100を超えてしまいました。何度か深呼吸した結果数値が80まで落ち、無事ヘモグロビン量や血液型を確認する血液テストに進むことが出来ました。この血液テストをパスしていよいよ本番の400mlの全血採血が始まりました。個人的には1リットル位採ってもらっても問題ないと思うのですが日本では男性でも400mlまでとのことです。快適なチェアでTVをみながらくつろぐこと約15分、何の問題もなく献血が終わりました。終わった後は様子をみるということで献血ルームに30分ほど滞在しました。ドリンク等は飲み放題なのでこの間ゆっくりできます。
血液検査の結果は献血Web会員サービスで翌日~2日後には確認出来て便利です。
輸血を必要としている方々を助ける一方で自分の健康管理も出来るのでこれからも定期的に献血していくつもりです。